2012年4月16日
2拝2拍手1拝
2拝2拍手1拝
鳥居をくぐって参道を進み、手水舎で水を汲み、両手を洗い、口をすすぐ。
神殿に着いたら、賽銭を投げ、願い事をする作法。
「2拝2拍手1拝」
なぜ2拝と2拍手なのでしょう。
古来、日本では偶数が縁起のいい数字とされてきた。拍手は古代に尊敬や挨拶を意味するものであったそうです。天皇の即位に際しては、8平手の作法、それが最も高い敬意を表すものだったそうです。今でも、格式の高い神社では、4拍手の作法が伝えられ、8拍手が省略された作法と考えられ、2拍手は、さらに簡略化されたもとされています。
そして、最後の1拝は願いを終えて“締め”ということになりましょう。
なんとなく行なっていた作法も、意味を知ると「ちょっと得した気分」