積み団子
積み団子
浄土真宗以外の仏教では、葬儀や法要で御霊具膳(おりくぜん)ともう一つ積み団子を用意することがありますが
初めて積み団子を作る方にとって
「何を用意すれば?」
「どういう作り方で?」
「どのように積めばいいのか?」
の大きく三点に対して、苦労することが多いと思われます。
そこで、今日は積み団子の作り方をご紹介いたします。
今回の作り方は20個の団子を4段で作る形式でご紹介いたします。
※ 図式
【用意するもの】
1.上新粉100g~200g
2.お湯または水
3.蒸し器(無ければお鍋)
4.ボール
5.お皿
【作り方】
①.ボールに上新粉を入れ、少しずつお湯を足してこねていき、耳たぶ程度の柔らかさにします。
②.①で出来たものを、直径2,3センチの棒状に伸ばした後、均等に分けます。
③.②を一つずつ丸め(ピンポン玉よりも一回りまたは二回り小さく)20個つくりお皿に「※ 図式」のように積みます。
④.蒸し器に③を入れ10分~15分ほど、表面が透明がかったのを確認できたら③を取り出してください。
※ 蒸し器が無い場合は、なるべく深い鍋に浅く水を引いた状態に③を入れて作ることで補えます。
⑤.型崩れを防止する為、うちわ・ドライヤーの冷風などで、表面を乾かします。光沢が出たら完成です。
【ちょっとした工夫】
・どうしても作る際に型崩れを起こしてしまう場合は、①の時に塩を少し混ぜてください。
・うまく積むことができない場合は、②で余った生地に水を足して糊(のり)状にし、積んだ時の接地面に塗って積んでください。
・時間が無い場合は、③にラップをかけて電子レンジを使い、500Wで1分(様子を見ながら)で出来ますがあまりオススメしません。(出来上がりが雑になり、型崩れしやすいです)
いかがでしょうか?今回は20個で作る場合をご紹介しましたが、宗旨や地域・寺院によって団子の個数が変わる為
ご準備する団子の個数を確認して、作っていただければ幸いです。