2011年5月19日

仏事・葬儀豆知識11

法要

 

法要の元々の意味合いをご存知でしょうか?

今回は、法要はどういう事なのかを改めて知って頂く為にご紹介致します。

 

1. 法要の意味

本来の法要の意味は、「お釈迦様の教えを知る事」が法要の意味です。

 

【仏法の要点・肝要を知る】

つまり、

仏法=法

要点・肝要=要

この二つが合わさり「法要」という言葉が出来たと言われているようです。

 

法要という言葉が後々に転用されていき、仏教行事一般の事を指す様になっていきました。

 

2. 現在の法要

法要は上記にも記したように、仏教行事一般を指しています。

この中には

「法事・仏事・法会の儀式祭礼」・「追善供養」・「仏壇開眼(本尊の開眼)」・「お寺の創立記念や落慶(寺社の新築や修理)」など

多くの意味合いとして【法要】と指し示しています。

 

 

法要という言葉ひとつを取っても様々な事を指している事がお分かりになったでしょうか?

私達の身近な法要はなんでしょうか?

一般的に法要と考えると故人の一周忌・三回忌と言った追善供養の事をイメージする方が多いと思われます。

 

次回は、その身近な追善供養についてご紹介致します。