2011年4月5日

仏事・葬儀豆知識5

家紋

 

ご自身の「家紋」を知っていますか?

家紋は家柄・地位・家系や血統などを表す意味として用いられる紋章です。

 

家紋の始まりは、平安時代の公家(いわゆる貴族)が

移動する際の乗り物(牛車)に独自の紋を入れ

お披露目をしながら移動をしたのが始まりと言われています。

その後、時代が進むにつれ庶民も使われるようになり

今の意味合いとして家紋が広く伝わってきました。

 

なぜ家紋を取り上げたのか?

それは、家紋は仏事では非常に良く使用されるからです。

会葬者に渡す会葬礼状

斎場に大きく掲げる立て看板

礼服(羽織、袴)につける紋付

お盆に灯す盆提灯

墓石を作る時に掲げる場合

など

様々な場所や物に付ける為、家紋は非常に大切な事が分かります。

 

このブログをご覧になった方の中で

もし、現在ご自身の家紋が分からないのであれば

ご実家や系図を調べて頂ければ幸いです。