2011年4月22日
仏事・葬儀豆知識7
法要に出席する時のマナー
今回は法要を行う側ではなく、出席する立場の方々が注意をしなければいけないマナーをご紹介します。
1. 行動する時は余裕を持って・・・
法要を施行する方(施主)から、法要の案内状や電話での案内が来た場合、早めに返答するようにして下さい。
遅く返信をする事で、施主に迷惑をかけてしまう可能性があります。返答の際は、出席する人数も明確にしましょう。
また、親類等が一同に集まり旧友の中を深める場でもありますので、出席する事が望ましいです。
法要当日は開式の20~30分前に到着する事を薦めます。
2.服装や持ち物
法要の際、葬儀の様に喪服を着る格好でなくても構いません。男性は略礼服やダークトーンのスーツで
女性もダークトーンのスーツ、またワンピースを着るのが好ましいです。
持ち物は、数珠・供物料を忘れずにお持ち下さい。
3.のしの表書き
供物料は不祝儀袋に現金を入れますが、表書きを書く時には注意が必要です。
四十九日法要までは、のしの表書きを「御霊前」。一周忌法要以降を「御佛前(御仏前)」と書きます。
※但し、浄土真宗では全て供物料に関しては表書きは「御佛前」と書きます。
供物料の相場は地域や続柄によって違いがある為、考慮した上でお包みください。
供物は「御供」と書き入れるのが無難です。
尚、上記は仏式の場合での説明でしたが、他宗派の場合は以下の通りとなっています。
・神式の場合は、「御玉串料」「御榊料」 「御神前料」
・キリスト教式は、「御花料」
・無宗教の場合は、「御花料」 「御供」