2011年11月27日
仏事・葬儀豆知識20
円満堂では、葬儀・法要の葬祭施行を行っておりますが
先日、とあるお寺さんのお勤め後の法話から、あるお話を聞いたのでご紹介いたします。
「 合掌 」
1. 日本の合掌は少し違う?
みなさんは葬儀や法要、御参りの時に合掌をする機会があると思います。
合掌の際、みなさんはどの様に手を合わせるでしょうか?
多くの方は、手と手のしわをしっかりと合わせて合掌をすると思います。
しかし、本来の合掌は少し違うようです。
どのような合掌なのかというと、ブータン国王が王妃と共に日本を訪問した様子がニュースで取り上げられましたが
そのニュースでは、合掌する様子が多く映っており、国王の合掌が私達と少し違い
小さな卵を包むように合掌をしているのです。
これはなぜでしょうか?
2. 合掌の意味
なぜ合掌の仕方が違うのでしょうか?
合掌とは蓮のつぼみをイメージとしているのです。
蓮の花は、仏教ではとても大切にされている花なのです。
悪環境の中でも、綺麗に花を咲かす蓮の花は仏教のいたるところに絵や道具の中で登場しているのです。
卵を包むように合掌することで、その蓮の花のつぼみを表しているのです。
また、胸の辺りで合掌をするのが正しいのです。
とお寺様の法話の中でお話をされていました。
いかがでしたでしょうか?
お寺様の法話はたくさん良い事柄を話されていますので
聞く機会がありましたら、よく耳を傾けてはいかがでしょうか?