2011年3月17日

仏事・葬儀豆知識3

今回は、なぜ喪服は黒いのか?をご説明いたします。

 

今では、黒が一般的ではありましたが

平安時代より前は白が喪服の色でした。

時代劇などのワンシーンでは白装束姿を見かけますが

その事を踏まえた上で考えると、納得がいくと思われます。

 

平安時代には皇族が喪に服すときの服装を黒と定めてから

喪服は黒となってきました。

 

平安~江戸時代の間には染料等の費用の面から

上流階級は黒、平民は白の色が喪に服す色だと分かれ行きました。

 

明治時代から欧米の文化が入り込み。

欧米に習って黒のスーツを着用する習わしが広まり。

戦後では一般的に黒色が喪に服す色だという認識が出来上がりました。

 

現在、喪服は黒で男性はスーツ、女性はワンピースという傾向が多くなっています。

もちろん喪服にもしっかりとマナーがあります。裏を返せばタブーも勿論あります。

では次回は、喪服のタブーをご紹介致します


2011年2月3日

仏事・葬儀豆知識2

葬儀の方式?

葬儀の方式は主に宗旨宗派を指す言葉が多いようです。

1.仏教式

2.神式

3.キリスト教式

4.無宗教式

一般の弔問者にとって宗旨の違いによる影響はどんな所にあるでしょう。

たとえば・・・・・

   御香典の書き方は?

   念数は必要なの?

   神式やキリスト教と聞いたけど、どのように参拝したらいいの?

   服装は?

 

ご安心してください。

 

   宗旨宗派がわからなくても弔慰を表すのが弔問です。

   ご自身なりに弔意を表してください。


2011年1月28日

仏事・葬儀豆知識

家族葬とは?

最近、家族葬という言葉をよく耳にします。

家族葬とは葬儀の形態を指す言葉として使われているようです。

では、他にはどの様な葬儀形態があるでしょう。

 

密葬   後日、社葬等の葬儀を行うので荼毘する事を目的とする葬儀。

       近親者だけで行われる事が多いです。

 

家族葬  宗教儀式等行われるがケースが多く、遺族、近親者だけが参列する葬儀。

     

 

個人葬  家族葬同様、宗教儀式等行われ、一般の弔問客も参列します。

       故人や、親族の交際状況によっては大人数になる事もあります。

 

社葬   会社に功績のあった方の葬儀、葬儀の主催は会社が行います。

       比較的大人数の場合が多いです

 

 

次回は葬儀方式にいてのお話