2011年6月14日

仏事・葬儀豆知識13

回忌法要を準備するためには?

 

今回は、「回忌法要を準備する為には?」をテーマに回忌法要の準備についてご紹介したいと思います。

 

1. 4W1H

回忌法要にあたり、重要な部分を決めなければなりません。

ビジネスの基本【5W1H】(いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように)の様に

法要には【4W1H】があります。

以下の通りにひとつずつ決めていきましょう。

 

①Whose(だれの)・・・

    どなたの回忌法要を行うのか明確にしましょう。

    

②What(なにを)・・・

     49日・一周忌・三回忌など法要の内容を間違えないように確認しましょう。

  

③When(いつ)・・・

     通常は故人の命日に行いますが、命日の日に行うのが困難な場合は前倒しで行いましょう。

     菩提寺に日程を伝え、案内や式場の手配を考慮し、半年以上前から決めるのがベストです。

  

④Where(どこで)・・・

     自宅やホテル、法要の会場を提供している施設など

    何処で行うのか、予算の面や式場の立地を見極めながら決めましょう。

  

⑤How much(どれだけ)・・・

    案内をする人数(範囲)・案内は電話か案内状にするのか(方法)・料理や引き出物、祭壇(単価)

    全体としてどのようにまとめていくか(予算)を決めることも重要になります。

 

以上のように①~⑤を行うことで、難しいと思われる回忌法要の準備もスムーズに行うことができます。

円満堂では法要も行っており、ハーモニー会員の方には会員特典もつき、ご相談にも随時対応させて頂いております。

参考にして頂ければ幸いです。


2011年5月27日

仏事・葬儀豆知識12

追善供養

 

前回は法要の意味合いをご紹介しましたが

今回は法要の中で追善供養についてご紹介致します。

 

1. 追善供養とは?

一般的に私達がよく言う供養とは、仏教内で死者・祖先に対する追善供養を良く表し

そこから派生し、仏教に関係なく死者への対する感謝や気持ちを表す為・ペットや物に対して行うという

儀式も供養と言われるようになりました。

追善供養とは何でしょうか?

 

仏教の教えの中には、転生輪廻の教えがあり、死者は亡くなってから49日までの間

七日ごとに生前の行いを振り返り裁判を七回受けた後、49日目に六道の世界へ進みます。

その後、故人が少しでも良い場所の世界へ行くように故人の命日にお願い(供養)をする事を

追善供養と言われているようです。

 ※ 浄土真宗では転生輪廻の教えが無い為、一周忌などの法要は「仏縁」を設ける場所として考えられているようです。

では、どのように供養(追善供養)をすればいいのでしょうか?

 

 

2.  供養はどうすれば?

菩提寺に月命日や祥月命日・回忌法要などの際にお勤めをして頂く事などが考えられます。

回忌法要はお寺や会場等を設け、故人と縁のある方々をお呼びして盛大に行う事で

故人の供養に繋がると言われています。

 

 

供養は、しなければいけないよりも、してあげたいという気持ちが一番大切なことです。

回忌法要を行うにあたり、月命日や祥月命日とは異なり、様々な準備が必要となります。

次回は、「回忌法要を準備するためには?」をご紹介します。


2011年5月19日

仏事・葬儀豆知識11

法要

 

法要の元々の意味合いをご存知でしょうか?

今回は、法要はどういう事なのかを改めて知って頂く為にご紹介致します。

 

1. 法要の意味

本来の法要の意味は、「お釈迦様の教えを知る事」が法要の意味です。

 

【仏法の要点・肝要を知る】

つまり、

仏法=法

要点・肝要=要

この二つが合わさり「法要」という言葉が出来たと言われているようです。

 

法要という言葉が後々に転用されていき、仏教行事一般の事を指す様になっていきました。

 

2. 現在の法要

法要は上記にも記したように、仏教行事一般を指しています。

この中には

「法事・仏事・法会の儀式祭礼」・「追善供養」・「仏壇開眼(本尊の開眼)」・「お寺の創立記念や落慶(寺社の新築や修理)」など

多くの意味合いとして【法要】と指し示しています。

 

 

法要という言葉ひとつを取っても様々な事を指している事がお分かりになったでしょうか?

私達の身近な法要はなんでしょうか?

一般的に法要と考えると故人の一周忌・三回忌と言った追善供養の事をイメージする方が多いと思われます。

 

次回は、その身近な追善供養についてご紹介致します。


2011年5月12日

仏事・葬儀豆知識10

十二支守り本尊

 

皆さんの干支はどれでしょうか?

それぞれ干支を守っている本尊(菩薩や如来など)がおります。

今回は、「十二支守り本尊」をご紹介いたします。

 

1. 干支と本尊

干支を守っている守護仏は以下のようになっています。

 

 

子年生まれ(ねずみ)・・・千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)

 

丑年生まれ(うし)・・・虚空菩薩(こくうぼさつ)

 

寅年生まれ(とら)・・・虚空菩薩(こくうぼさつ)

 

卯年生まれ(うさぎ)・・・文殊菩薩(もんじゅぼさつ)

 

辰年生まれ(たつ)・・・普賢菩薩(ふげんぼさつ

 

巳年生まれ(へび)・・・普賢菩薩(ふげんぼさつ)

 

午年生まれ(うま)・・・勢至菩薩(せいしぼさつ)

 

未年生まれ(ひつじ)・・・大日如来(だいにちにょらい)

 

申年生まれ(さる)・・・大日如来(だいにちにょらい)

 

酉年生まれ(とり)・・・不動明王(ふどうみょうおう)

 

戌年生まれ(いぬ)・・・阿弥陀如来(あみだにょらい)

 

亥年生まれ(いのしし)・・・阿弥陀如来(あみだにょらい)

 

となっています。

 

2. どのようにしたらいいのか?

守り本尊は干支を守護している仏になる為、厄除けや開運・願掛けなどを

該当する本尊を祀っている寺院などにお参りする事によってご利益があると言われています。

 

 

圓満院門跡北海道本院には大日如来・千手観音菩薩・不動明王が祀られていますので、

守り本尊が該当される方はお参りに来てはいかがでしょうか?


2011年5月3日

仏事・葬儀豆知識9

数珠

 

仏事関係では、必ずと言って良いほど必要な持ち物としてあげられます。

今回は数珠について取り上げます。

 

1. 数珠の歴史

最初は古代インドのバラモン教が用いられていましたが、釈迦のとある教えの中で

数珠を用いた事により、仏教の中でも用いるようになりました。

その後、中国・日本に仏教が渡って行き、鎌倉時代で浄土宗の称名念仏(南無阿弥陀仏と唱える事)から

数珠が一般にも普及し現在に至っています。

 

2. 数珠の特性

数珠の材質は現在、様々なものが使われています。

木や鉱石、天然素材や人工的な素材(ガラス等)が使用されることが多くあります。

数珠の中糸・房は主に絹が使用されますが、天然で作られた正絹、人工で作られた人絹

ポリエステルが用いられています。正絹>人絹>ポリエステルの順で価値が変わってきます。

 

また、宗旨・宗派により数珠や房の形状に違いがある為、選ぶ際は注意が必要です。

  ※近年、特に宗旨・宗派にとらわれない数珠なども販売されております。

 

円満堂では数珠の販売や数珠のお直し等しております。様々な数珠が販売されておりますので

数珠をお持ちで無い方、数珠の糸が切れたから直したい方がおりましたら、お立ち寄り戴く様お願い申し上げます。


2011年4月29日

仏事・葬儀豆知識8

護摩(ごま)

 

今回は護摩についてご紹介いたします。

お寺さんが勢い良く燃える炎の前に座り、力強く念じている様子を

テレビや映画で見たことがあるでしょうか?

それが「護摩」です。

 

1. 護摩の歴史

紀元前2000年頃にインドのバラモン教の儀礼から歴史は始まりました。

その後、お釈迦様が広めた仏教が大きく二つの宗派に分かれる過程の中で

バラモン教の一部が取り込まれ、大乗仏教に護摩と言う修法が形成されたと言われています。

その大乗仏教が中国を経由し、日本に入り今の護摩が形として収まりました。

 

2. 護摩の種類

護摩を焚くのは主に天台宗、真言宗のいわゆる密教が行っています。

護摩を焚かずに自分の心の中で炎を出し、煩悩や己の業を焼き払うと言う「内護摩」と言われるものと

実際に炎を灯し、その中に護摩木を投じて祈願をする「外護摩」と言われる2種類の手法があります。

また、護摩をする目的によって5種類に分類され、簡略的に意味合いをご紹介します。

 

・息災法(そくさいほう)・・・災害防止や煩悩に対処する為等の祈願

・増益法(そうやくほう)・・・長寿や縁結び、福徳繁栄等の祈願

・調伏法(ちょうぶくほう)・・・敵や魔を除く、病魔や悪行を抑えるまた取り除く等の祈願

・敬愛法(けいあいほう)・・・調伏法とは逆に、平和円満を祈願

・鉤召法(こうちょうほう)・・・自分の利する物(者)を集める等の祈願

 

因みに3月27日に東日本大震災被災者救済護摩法要を圓満院門跡北海道本院の総本山である

滋賀県にある圓満院が行ったのは息災法になります。

 

3.その他

日本は神仏習合(神道と仏教の習わしが混合した事)があったため、神道でも護摩をするところもあります。

但し、左義長(地方によっては、どんど焼きとも言われる)とは違います。

 

誤魔化す(ごまかす)の語源の一説には

空海が護摩を行った灰と偽り売り歩いた者が横行した為

「紛らかす(まぎらかす)」と「護摩」を合わせて、「誤魔化す」と俗語が作られたとも言われています。

 

護摩ひとつを取っても、様々な歴史や事柄が知る事が出来るので、一度改めて調べてみてはいかがでしょうか?


2011年4月22日

仏事・葬儀豆知識7

法要に出席する時のマナー

 

今回は法要を行う側ではなく、出席する立場の方々が注意をしなければいけないマナーをご紹介します。

 

 

1. 行動する時は余裕を持って・・・

法要を施行する方(施主)から、法要の案内状や電話での案内が来た場合、早めに返答するようにして下さい。

遅く返信をする事で、施主に迷惑をかけてしまう可能性があります。返答の際は、出席する人数も明確にしましょう。

また、親類等が一同に集まり旧友の中を深める場でもありますので、出席する事が望ましいです。

法要当日は開式の20~30分前に到着する事を薦めます。

 

2.服装や持ち物

法要の際、葬儀の様に喪服を着る格好でなくても構いません。男性は略礼服やダークトーンのスーツで

女性もダークトーンのスーツ、またワンピースを着るのが好ましいです。

持ち物は、数珠・供物料を忘れずにお持ち下さい。

 

3.のしの表書き

供物料は不祝儀袋に現金を入れますが、表書きを書く時には注意が必要です。

四十九日法要までは、のしの表書きを「御霊前」。一周忌法要以降を「御佛前(御仏前)」と書きます。  

   ※但し、浄土真宗では全て供物料に関しては表書きは「御佛前」と書きます。

供物料の相場は地域や続柄によって違いがある為、考慮した上でお包みください。

供物は「御供」と書き入れるのが無難です。

 

尚、上記は仏式の場合での説明でしたが、他宗派の場合は以下の通りとなっています。

・神式の場合は、「御玉串料」「御榊料」 「御神前料」
・キリスト教式は、「御花料」
・無宗教の場合は、「御花料」 「御供」


2011年4月11日

仏事・葬儀豆知識6

供物・供花

 

葬儀・法要の際、親戚・友人・会社関係で供物や供花をお供えする場合があります。

その中で、気を付けなければならない事があるので今回は「供物・供花」をご紹介します。

 

1.誰が送るのか?

まずは、供物・供花を贈るにあたって、供える方の名前(又は法人名)を記載する為

記載名を明確にする事が必要です。

 依頼する業者や葬儀社に以下の事を気をつけて頼んでください。

 ・法人名や役員等の正式名称や肩書き

 ・名前の漢字(例:サイトウ→斉藤・齋藤・斎藤 ヤマザキ→山崎・山﨑 など)

 ・連名の場合、夫婦であれば奥様の苗字を省略し、兄弟での連名であれば省略をしない

 

2.宗旨や地域の特性に気をつける

遠方での葬儀や宗旨により、供物・供花の内容やしきたりに特性がある為

依頼する前に事前確認をする必要があります。

宗旨が分からない場合は、遺族の方に確認をする事で分かります。

 一般的に以下の事に気をつけてください。

 ・神式では線香、抹香は供えません。

 ・キリスト教カトリックの場合、祭壇への供物はしません。(花を贈るなら教会や斎場に置く花輪などが良いです)

 ・プロテスタントの場合は生花のみ霊前に飾ります。

 

3.表書きはどうしたらいいのか?

供花は葬儀社や世話役に頼む事が一番確実な方法と言えます。

供物(箱菓子)は水引きで、香典と同じで、仏式や神式に合わせ用意をし

かけ紙には仏式では「御供」 神式では「御玉串料」と上部に書き

下部には供える方の名前等を記載するのが無難です。

 

お供えをするのも、香典を出すのもどちらも供養になりますので

遺族の方やお供えする方のご負担にならないように行うのが

最終的には故人の供養へと繋がりますので、状況を踏まえた上で

供養していただければ幸いと思います。


2011年4月5日

仏事・葬儀豆知識5

家紋

 

ご自身の「家紋」を知っていますか?

家紋は家柄・地位・家系や血統などを表す意味として用いられる紋章です。

 

家紋の始まりは、平安時代の公家(いわゆる貴族)が

移動する際の乗り物(牛車)に独自の紋を入れ

お披露目をしながら移動をしたのが始まりと言われています。

その後、時代が進むにつれ庶民も使われるようになり

今の意味合いとして家紋が広く伝わってきました。

 

なぜ家紋を取り上げたのか?

それは、家紋は仏事では非常に良く使用されるからです。

会葬者に渡す会葬礼状

斎場に大きく掲げる立て看板

礼服(羽織、袴)につける紋付

お盆に灯す盆提灯

墓石を作る時に掲げる場合

など

様々な場所や物に付ける為、家紋は非常に大切な事が分かります。

 

このブログをご覧になった方の中で

もし、現在ご自身の家紋が分からないのであれば

ご実家や系図を調べて頂ければ幸いです。


2011年3月22日

仏事・葬儀豆知識4

喪服のタブー

皆さんは、どのような服装で通夜・葬儀に出席をしているでしょうか?

今回は喪服のタブーをご紹介します。

 

【服】

男女問わず黒い服を着用して下さい。男性だとスーツ、女性ならワンピースと言う格好が多いです。

「黒い服が無い」と言う方は地味な色合いの服装でもあまり問題はありません(例:グレーなど)

女性は、あまり肌の露出が多い服装も厳禁です。暑いからと言って、ノースリーブや胸元が開いてるのはいけません。

薄くても良いので、上着などを羽織る事をお勧めします。

 

【靴や小物】

靴やバックは光沢が無いものを、アクセサリーやネイルは控えてください。

真珠のネックレスや結婚指輪などは許容範囲となっています。

メイクは薄化粧を心掛けて下さい。アイシャドウやラメなどはしない方が品があります。

また、明らかな毛皮や獣柄の靴やバック等は殺生と言うイメージがある為、持ち込まないで下さい。

 

【少しの例外】

仕事があり、通夜まで準備時間が無い場合は平服(私服)でも構いません。

しかし、出来る限り上記の服装や靴・小物の注意点を考えて工夫や努力をして下さい。

たまに、着物で葬祭事に来る方で藍色やグレー、茶色などで来る方がいますが、

これは色喪服と言われオッケーです。

あくまで一般の弔問客ですので、故人の親族や遺族は避けてください。

 

是非、これを参考にして頂ければと思います。