2011年8月5日
仏事・葬儀豆知識15
仏壇についての第2回目は
仏壇の種類をご紹介いたします。
1. どんな種類があるのか?
大きく分けると3種類の仏壇に分けることが出来ます。
① 金仏壇(きんぶつだん)
② 唐木仏壇(からきぶつだん)
③ 家具調仏壇(かぐちょうぶつだん)または現代仏壇(げんだいぶつだん)
と分かれています。
では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?
2. それぞれの特徴
① 金仏壇
外観は金箔や漆などが塗られており、内部は日本古来の伝統工芸を駆使し
豪華な装飾なども取り入れられている仏壇の名称です。
内部は各宗派の本山寺院の本堂を似せて作っているために各宗派によって
形状などが変わっています。
② 唐木仏壇
唐木と呼ばれる木材が材質となっており、材質本来の色を活かして作られた仏壇の名称です。
外観や内部は金仏壇の様に、各宗派の本山寺院に似せてはいませんが
寺院の本堂の様に作られています。
※ 唐木とは・・・中国(唐の時代)に日本に良く輸入されていた木材の名称。主に「黒檀・紫檀・鉄刀木(たがやさん)」等があげられる
※ 唐木仏壇の一例
③ 家具調仏壇
良質な木材で作られており、外観及び内部は宗教色が無く、いたってシンプルな作りの仏壇です。
特に固定概念なども無く、ガラスやLEDライト等を使用しており、主に洋室などに設けられることが多いのが特徴といえます。
また、仏壇ではありますが一部キリスト教徒の方が自宅の祭壇として設ける事もあります。
※ 家具調仏壇の一例
大きく振り分けると上記のような分類が出来ます。
皆さんのご自宅やご実家はどの分類の仏壇でしたでしょうか?
また、これから仏壇をご用意する方は、円満堂にご相談を頂ければ親身になってご相談にお乗りいたします。